筋分解を防ぐ行動とは?
こんにちは、皆さん筋分解に気をつけていますか?
今日は意識しないと起こりやすい筋分解についてお話していきます。
まず筋分解とはたんぱく質を分解してアミノ酸にすることで、エネルギーに変えたり、新しい細胞の材料として再利用したりする事を指します。
では次にどういった時に筋分解がおこるのか例をあげていきます。
一つ目、空腹
体内に糖質が少ない状態で運動をすると、即エネルギー不足に陥ってしまうため、通常よりも早く脂肪燃焼が始まります。ダイエットで脂肪燃焼したい場合には効果的ですが、筋肉の分解が始まるタイミングも早まることになるので、筋分解も同時におこなわれます。筋分解を防ぐためにこまめに栄養を入れるようにしていきましょう。
二つ目、タンパク質不足
タンパク質は筋肉の材料となる栄養素で、筋肉を作るための材料が不足した状態ではアナボリックよりもカタボリックの方が優位となるので、筋分解がすすみます。特に朝は血中アミノ酸濃度が低い状態なので、運動や激しい動きをする前はプロテインやEAAなど吸収のいいタンパク質を摂るようにしてみましょう。
三つ目、長時間の有酸素運動
有酸素運動で筋肉が落ちるのは、エネルギー源となる栄養素「糖質→脂質→タンパク質」が体内から不足することで筋肉が分解されるという仕組みです。1回あたり~30分であっても脂肪燃焼効果が得られるので、長時間を一日で行うのではなく、毎日~30分をしっかりと継続するようにしてみましょう。
他にも気を付けるべきことは沢山あるのですが、まずはこの三つをしっかり気を付けて筋分解をしないようにしてきましょう。
トレーナー
佐々木 健 ササキ タケル